キャッシングの利息を安く抑えるコツ
融資を受けるという事は当然利息が発生するわけで、その利息に苦しめられるなんて言う話を耳にしているせいで、キャッシングに怖いというイメージを持つ人も少なくないでしょう。
しかし実際の話、きちんとした金融業者では法で決められた利率をしっかりと遵守しており、
利息で苦しんでいるという人はほとんどいません。
ところでキャッシング初心者がよく抱く疑問として、なぜ利率に幅があるのかという点があります。
確かにキャッシングの利率を見てみると、6.3%~17.8%といった具合に利率に幅が生じています。
これでは実際のところ利率がいくらなのか、初心者に判断するのは難しい部分があるでしょう。
私も最初はどういう事か分からなくて、業者の方に問い合わせてみました。
すると、借入額によって利率が違うというだけの話だったのです。
借入額が高額になれば利率は低くなり、低額なら低額なほど利率が高くなるという仕組みです。
さらに、利息は借り入れる日数によっても違います。
借り入れる日数が短ければ短いほど利息は安くなり、長ければ長いほど利息が高くなります。
このことからキャッシングを利用する際は、できるだけ早く返済してしまうというのが利息を安く抑えるという秘訣です。
また最近では初回無利息キャンペーンなどを行う業者も少なくありません。
実に良心的で利用しやすいキャッシングサービスが増えていることを知っていきましょう。
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利息について
利息とは、貸付において借りた人が貸してくれた相手に支払う対価です。
お金を借りる時の手数料、使用料、レンタル料などと思っておきましょう。
ただし、貸付に必ず発生するものではなく、あくまでも債権者と債務者の当事者同士で取り決めることになっています。
そのため個人間の貸し借りでは利息を取らずにお金を貸すことも少なくはありません。
ただし、貸付を事業として行っている金融会社は利息が会社の
利益になるため利息は必ず発生することになるでしょう。
利息の他の呼び方で利子があります。
一般的に利息はもらうもの、利子は支払うものとして区別されており、
そのため金融機関では貸付金利は利息といい、預金金利は利子と呼び分けています。
ただ、いずれも意味は同じですの分けて考える必要はありません。
利息は金利で変わる
利息は、金利から割り出されます。
金利=利息ですが、金利は1年間の利息割合に変換した年利率で表示されており、
そこから実際に支払う額が利息として出されています。
キャッシング各社では金利を実質年利で表示することが義務となっており、
例えば実質年利4%~18%と表記されていれば、4%~18%の範囲の金利で貸付を受けることができます。
ただし、貸付金利は審査によりキャッシング会社が決定するため、
自分がどのくらいの年利で借りたいと思っていても、それが適用されるわけではありません。
単純に考えれば、もちろん金利が低い方が利息負担は少なく済みます。
しかし、借入日数分の利息が加算されるため、低金利で融資を受けていたとしても
返済期間が長くなれば、利息負担は大きくなるでしょう。
逆に、高めの金利で融資を受けても短い返済期間で返せば、利息負担は最小限に抑えることができます。
利息の法律
利息は原則として債権者と債務者の当事者同士で決定しますが、
債務者がどうしてもお金を借りたいと思っていれば、
債権者のいい値で受けなくてはいけなくなるという不平等さが生じる可能性があります。
そこで、法律により貸付金利に上限を設けました。
これを利息制限法と言います。
利息制限法では、借入額10万円未満-年20%、10万円以上~100万円未満-年 18%、
100万円以上-年15%までを上限金利に設定しています。
よって利息制限法を超える金利での貸付を受けることはありませんが、
万が一金利上限を超えていた場合は訴えでることで超過分の利息を無効にしてもらうことが可能です。
利息の計算方法は?
利息の計算式は
キャッシング会社からお金を借りると、元金に利息を付けて返済をしなくてはなりません。
利息により返済総額の負担も変わってくるので、借り入れ時には利息を無視して考えることはできないでしょう。
そのため、借入れ前には利息を計算し、返済計画を立てることが大切です。
利息の計算方法は難しいと思われがちですが、実は非常に簡単で、以下のような計算式になっています。
借入残高 × 実質年率 ÷ 365× 借入日数 = 利息
返済期間で利息負担が減らせる
30万円を年利18%で借りるケースで見てみましょう。
30日後に一括返済をする場合、計算式は300000×0.18÷365×30=4438となり、
よって利息は4,438円なので、総返済額304,438円で完済できます。
一括で30万円を返済するのが厳しいという方は分割払いも可能です。
キャッシングの分割払いにはリボルビング返済が採用されており、
毎月一定期間額で返済をしていくことができる方法です。
リボルビング返済で毎月1万円ずつ返済していくとしましょう。
返済ひと月目、1万円の中の4,438円が利息に充当され、元金の返済分は5,562円になります。
すると、ひと月目の返済で借入残高は294,438円に減るので、
ふた月目の利息計算式は294438×0.18÷365×30=4356となります。
返済ふた月目、1万円の中の4,356円が利息に充当され、元金の返済分は5,644円になり、
ふた月目の返済で借入残高は288,794円に減ります。
さて、これで返済を進めていくと返済回数は40回、年数にして3年4か月に及びます。
毎月の返済額が少ない方が生活は楽ですが、返済額を高く設定したり、
余裕がある時にはまとめて返済をするなどして返済期間を短縮する必要があります。
そうしなければ、利息の負担が大変なことになってしまいます。
また、毎月返済する1万円の中に利息分を充当しないで利息は別途で支払うようにすれば返済期間も短縮できます。
返済シミュレーションを活用
一括返済なら兎も角、リボルビング返済を自分で計算していくのは骨が折れます。
そこで返済シミュレーションを活用してみましょう。
返済シミュレーションは、借入額、金利、返済期間などの数字を自分で入力するだけで、
利息や返済総額をはじき出してくれる自動計算器です。
各キャッシング会社のホームページにあるので、契約を検討している
会社のシミュレーションを利用してみましょう。
利息なしのキャッシングとは
初回利用無利息
利息なしのキャッシングとは、一定の条件をもと一定期間だけサービスで利息なしとしてもらえることをいいます。
全く利息がつかないというわけではありませんが、条件を満たすことで、無利息で借りることが可能です。
よくあるのが、その貸金業者を初めて利用し、
初めて借り入れをする場合、一定期間利息が付かないとするものです。
30日間ならいくら借りても利息はかからないという業者が多いですが、
中には何万円を限度に180日間の長期にわたり、利息なしとしている業者もあります。
この利息なしサービスは、初回利用者なら常に適用されるところと、
期間限定のキャンペーンとして行っているところがあります。
基本的に、利用促進の意図や、多数ある貸金業者の中から
自社を選んでもらうために設けられる特典的なサービスといえます。
利息なしが適用される期間内に全額を返済できれば、全く利息を支払うことなく、お金を借りることが可能となります。
一方、返済ができなければ、30日を超えると利息がかかりますので、
利息なしで借りたいという方は、いつから利息がかかるのか、期間に注意しましょう。
何回でも無利息
自社の利用促進のため、初回利用者のみ無利息サービスが受けられるとしている業者が多いです。
しかし、中には一定の条件を満たすことで何度でも1週間無利息といったサービスを提供している業者もあります。
利息なしが適用される期間は短くなりますが、いったん全額返済した翌月は再び無利息で
1週間借りられるといった制度になっているため、小さな金額を繰り返し借りることが多いといった方にはお得です。
たとえば、月に一度、給料日の直前にお金を借りて、1週間以内にやってくる給料日になったら
全額を返すようにすれば、常に無利息で借り続けることも可能なのです。
返せない場合は気を付けよう
このように利息なしのキャッシングは、あらかじめ定められた条件のもと、
業者が提示する無利息期間の範囲内でのみ、利息を支払わずにつくサービスです。
そのため、この期間を超えて借りれば、利息が発生しますので、
全く利息がかからないと誤解してしまうと困ることになりかねません。
ただ利息なしのキャッチフレーズに乗って借りるのではなく、適用条件を契約前によく確認しましょう。
そのうえで、返せる額を借りる、利息がかかっても
返済できるように借りるなど計画的な借り入れが求められます。
利用条件で不明なことがあれば、契約前に各業者に問い合わせておくことが大切です。